お疲れ様です。
水戸中央病院 情報システム課の齋藤です。
MIRAIs/PX(R3.1)を使用しています。
次のような書式にして運用する施設の例を教示いただきましたので紹介いたします。
・院外処方箋の「疑義照会」か「情報提供」で、「疑義照会」のほうの「□」に固定で「レ」又は「×」が印刷される書式とする。それ以外、手書きで修正しない運用とする。電子カルテとしてはどちらかに「レ」又は「×」を付けたと残らないが、4月以降「疑義照会」のほうに「レ」又は「×」が付いた院外処方せんのみだと明確になる。
ジェネリック不可の「×」のようにコメントを選択すると「×」が印字される仕様であれば、電子カルテとして残せると考えます。
私も、これは暫定仕様であり、早急に電子カルテとして残せる仕様になるかを問いましたが、そういうことにはなっていない、とのことでした。改修をお願いしました。
付加すべきコメントが複数ある場合などを考慮して、既存のコメント機能を利用するのではなくて、院外処方せんに「レ」又は「×」の印刷が必要な項目は専用のチェックボックスなどで、初期値(デフォルト)も設けられる機能と共に、電子カルテとして明確に残せなくてはいけないと思っています。
・というか、計画的に、次のようにするのが本当は必要だと思っています。
カルテとして認められる電子カルテを厚生労働省の認定制にする。
今よりも早い時期に改定内容をFIXして、認定電子カルテに対しては協力体制をとり、改定運用開始タイミングまでに認定条件を満たすようにする。
紙カルテであれば、努力して手書きで改定に合わせることができるかもしれませんが、電子カルテの施設では電子カルテに左右されるわけですから。
電子化、データベース化が求められてきているわけですし、まずは、改定内容FIXを、もっと早い時期にしてもらうように働きかけることが、ユーザーサイドとしては必要ではないでしょうか。メーカーだって大変だと思いますよ。日数が少な過ぎる。
以上。
水戸中央病院(茨城県) 齋藤 直哉
2016年3月25日 21:26